伊豆箱根鉄道よりの質問状に対する回答書です。
伊豆箱根鉄道より、三宅啓一様へ質問に対する回答がきました。
以下その内容をテキストにしたものです。
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2006年9月30日
三宅啓一様
伊豆箱根鉄道株式会社
取締役業務管理部長 小松忠司
スカンジナビア・ステラポラリスに関する質問について
拝啓
秋冷の候、ますます御健勝のこととお喜び申しあげます。
これまで、ステラポラリス(旧船名:スカンジナビア)に多大なご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございました。
さて、当社はこの度のステラポラリス沈没につきまして、大きな驚きとともに非常に残念に思っております。ステラポラリスの歴史的経緯や皆様、買主様の意向を踏まえ、母国(スウェーデン)に返して海上ホテルおよびレストランとして再生させるという第3の人生を、当社は選択いたしました。
三宅様もご存知かと思いますが、出航日の8月31日には、当社と沼津市が主催する出航セレモニーに買主様をはじめ約450名の皆さまがご参加いただき、また、会場周辺に詰め掛けた多くの方々にも見送られながらステラポラリスは正午、沼津をあとにしていきました。その後、あのような事態に陥ることは、当社や買主様の誰もが予想しておりませんでした。
ステラポラリスの売買に関しては、当社は同船の保存および活用の観点から買主様を選定したうえ、必要な所定の手続を滞りなく済ませ売却したものであり、他方、買主様も当社や地元の皆さまの意向を十分ご理解していただいたうえで、必要な所定の手続を済まされ購入されました。買主様は、ステラポラリスを本当に大切に思われていましたし、購入されたことをとても喜んでいらっしゃいました。
この度、三宅様からご質問いただきました個々のご質問に関しましては、当社には契約上の守秘義務があり、またステラポラリスが既に当社の所有物ではないこと等から、回答いたしかねます。
なお、同船は既に営業を終了しており、国土交通省より発行されている検査証書および検査手帳に登録していた総合レジャー船としての使用許可目的を喪失していたため、更新日(2006年3月24日)に各書類の更新が出来ず、構造物の法令適用上の分類が「係留船」から「浮体構造物」に切り換わりました。
また、買主様が、当社が制作したスカンジナビアの紋章が付いた食器類をご希望されましたので、保管していたその殆どを出航以前に同船に搬入しましたが、什器類などを搬出した事実はございません。ただし、1970年に当社が同船を購入した際、ホテルの営業に必要として購入した備品類に関しましては、2005年3月の営業終了直後に当社で保管するために同船から搬出しております。
三宅様には以上のような内容しか申しあげられず恐縮ですが、守秘義務を含めステラポラリスが既に当社の所有物ではないこと等にご配慮いただき、何卒ご理解くださいますようお願い申しあげます。
敬具
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以上です。

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